円卓の調味料の独り言

関西を主点にいろんな鉄道をのんびりと

U@tech 嵯峨野線試運転

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はいどうも、今回はこちらの試運転列車の話題になります。

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技術試験車両「U@tech」です。一時期の間向日町に留置され、クモヤ145によって吹田に回送されたのはまだ記憶に新しい方も多いはず。そんな中、ようやく本職を全うするため嵯峨野線にやって来ました。


軽い補足で、ご存知の方も多いとは思いますがこの車両は213系と223系の言わば"寄せ集め"編成。試験車なのでいろいろ改造されてる部分はありますが、1両ずつ軽めにご紹介。

クヤ212-1

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クロ212-1の改造車。213系がマリンライナーとして現役だった頃、展望型グリーン車として活躍していたものを試験車に改造したものとなります。U@techに改造されてからはあまり走ってないとはいえ、かなり車体にはガタが来ているようにも見えます。

サヤ213-1

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サハ213-1からの改造車。こちらも上記と同じく、マリンライナーで活躍し、改造されてU@techになりました。

クモヤ223-9001

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こちらがなかなか面白い車両です。平成10年(1998年)川崎重工業が何かしらの試作車として造ったクモハ223-9001。W26編成が落成時に間に組み込まれて出てきたことでも有名だったらしいです。仕様が既存の223系とはいろいろ違ってたりします。

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まず前面、前面の運番表示機、並びに種別/行き先表示機はありません。試運転の表示も貼り付けたような状態です。
前照灯は1000番台に近いものになっていますが、本来フォグランプがあるところにはテールライトが埋め込まれており、テールライトの部分は元から無い仕様になっています。最後にスカート、現在の223系の履いているものより少し短いタイプになっています。登場時のものをそのまま使っているのでしょうか。

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側面、真ん中のドアを境に前後窓のタイプが違います。(最初の入線写真参照)
サヤ213-1側の側面窓は中折式、223-2500番台2次車タイプの窓になっています。(網干は何次車かあまり知らないので日根野で例えてます)
前面側の側面窓は同3次車タイプ。なぜ分けたのかはよくわかりませんが、とにかく癖が強いと。
パンタグラフシングルアーム型、クーラーも集中型、モーターなども従来のものとは違うものを積んでるらしく、出発時などの音は少し違和感を感じます。

今回はこのクモヤ223-9001がどうしても撮りたくて京都まで足を運びました。あとは鉄道総合技術研究所のR291形を撮れば223系全番台制覇なんですけどねぇ(あれは223系と言っていいのかは不明)

どうやら新型の保安装置とかの試運転みたいです今回のU@tech(Twitterではみんなそう言ってるので)。またどこかで会えたらなーとか。

長くなりましたが、ご閲覧ありがとうございました。