円卓の調味料の独り言

関西を主点にいろんな鉄道をのんびりと

381系のその先

今回も考察系なお話になります。

※ここからは僕の勝手な想像です。「こいつこんなこと考えてるのね」みたいなかんじで読んでください。


現在、阪和線、福知山・山陰線、伯備線で走行している381系。振り子式特急のパイオニアです。 国鉄時代に造られた車両。すでに数十年も走っていてそろそろ限界の時期が来るかもしれないです。

しかも、阪和線福知山線には妙なことがあります。それは「287系の中途半端な増備」です。少し前に福知山・山陰線の183系が完全引退しました。287系の増備によるものでした。 阪和線の381系も数本が廃車などに。287系が勢力を伸ばしました。ですが、福知山、阪和線ともに、381系を数本残しての中途半端な増備。いっそのこと全部増備すればいいのに… なんて思った人もいると思います。

話は変わって現在。北陸新幹線開業と共に、サンダーバード区間短縮・はくたかの廃止などが起きます。それにより、681系・683系の車両にも余りが出てしまいます。北越急行によれば「681系などはJRに譲渡する」らしいです。
こうなれば681系などは余る一方になってしまいます。

話は戻って381系の話。私の予想では、余った681系などを381系などに完全に置き換えると思われます。現在の381系の編成は、6両を基本編成とし、増結時は写真のように3両を繋いで運転という形をとっています。

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これに対し、681系などの編成は6両を基本として3両を増結編成として運転しています。381系と全く同じ編成形態になっています。そのため、編成組み換えを行う必要がありません。特急 こうのとり ・くろしおの全ての運用をこなすことができます。

ただ、これには設備などが関連してきます。681系などは交直流電車。阪和線と福知山・山陰線は直流なので、交流設備は撤去されると思います。485系の交流設備を撤去して183系にしたJR西日本ですから。

現在、福知山の381系は番台を+1000に追加して振り子角度を本来の5度から3度へ変更した上で振り子機能の使用を開始しました。この改造は381系をまだ使うという表れなのでしょうか…?
681系は加速、最高速の性能はかなり良いです。北越急行で140km/hくらい出してましたから。

福知山周辺では振り子機能を使わなくても走れます。スピードは北越急行よりは全然使えませんがそこそこの走りっぷりを見せてくれるはずです。

阪和線の場合は、現在新宮まで行く車両は381系と283系が入線しています。287系は白浜止まりが多いです。もし、681系がくろしおに入ったとして新宮まで行くかどうか…

伯備線の381系の場合は編成の組み替えが起こるはずです。もしかしたら伯備線の381系が最後まで残るかもしれませんね。

近畿圏内では、残るとしても福知山の国鉄色381系。臨時などでは担当される可能性は十分にあります。果たしてどうなるのでしょうか…?


以上が私が勝手に想像した381系のこの先の話です。もちろん、381系はこのままずっと走り続けて欲しいですが、やはり時代は逆らえないところもあります。

メチャクチャな話でしたが最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!