円卓の調味料の独り言

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元ハッピーベアル 試運転(泉北5000系 5505F)

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今回は昨年秋に華々しく最後を迎えたハッピーベアルラッピング車の5505Fが試運転するということなので見に行ったレポを。

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まずこちらがハッピーベアルラッピングが現役だった頃の写真。1999年から運行を開始し、2017年秋までラッピングを貫き通しました。「銀河鉄道999」でお馴染みの松本零士氏によって描かれたデザインは小さいお子さんに好評で、よく「しろくまでんしゃ」なんて言われていたそうです(愛称は多種あり)。そんな列車に愛称が付けられ、これがハッピーベアルという名前なって正式名称になりました。ベアルと言われ白熊みたいなのが描かれているものだから熊のイラストかと思いましたが、まさかの公式発表で犬だったことが判明。割と衝撃でした。

そんな話は置いといて、今回の試運転にスポットを当てます。先ほどの現役時代の姿をもう一度見ていただき、ここから先を閲覧ください。

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「え?なんだこれは。」素でこのセリフが口から出ました。なんですか、これ。

軽く解説、難波方2両は青色の車体、その後ろ二両は謎に現行塗装、後の四両は青色の車体。なんじゃこりゃという。

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前面の部分に少し白いものが残っています。これはハッピーベアルのラッピングの残骸と見て良さそうです。あの編成の青色の車体はちゃんと塗装していたみたいです。ライト下の踊り場みたいなところが白で塗装されていることから、恐らくそうではないかと。

側面も微かに「SEMBOKU」のロゴが。何年も貼りっぱなしだったものですからもう剥がれなかったんでしょうね。割とくっきり跡が残っている車両もありました。

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こちらは車内。先ほどの先頭車部分のライトもそうですが、どうやら5000系の更新工事は完了しているようです。ちなみに、この撮影した日の翌日に千代田に回送されています。恐らく塗装関連での回送だと思われます。

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中百舌鳥で折り返しのため、Y線に入って折り返し再び泉北線へ。5506の連結器下のスカート部分。よく見たらハッピーベアルのヒゲ部分の跡形が残っていたりします。

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今回の試運転でかなり謎な部分、なぜ中間二両だけ通常塗装に戻っているのか。あまり細かくは見れませんでしたが、帯に少し欠けた部分がありました。もしかしたらこの二両だけ通常塗装の上からシールなどで車体を青くコーティングし、その上にラッピングしたのではないか?なんて私は考えていたりします。本当かどうかはわからないですが、こんな自論を出して自分で勝手に納得してます。じゃないと気になって気持ち悪いので。

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先ほどの先頭車部分のライト周りをより細かく、本当に機器更新だけで外装面はそのままという雰囲気でした。千代田から帰って来たらどうなるのか楽しみです。泉北は試運転のローマ字表記が「TRIAL RUN」なんです。近くの鉄道会社でこれを使ってるのを見たことがないので、泉北独自のローマ字表記なのかな?

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静かに泉北線へ戻ります。ギャラリーもかなり多めで賑わっていました。

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せっかくなので外に出てもう一往復。ドアだけ現行塗装タイプのものに変えられていました。帯は付いてないのでまた後ほど付けるのかと。果たしてどんな状態で帰ってくるのか、かなり楽しみです。

かなり長くなりましたが、今回は以上となります。最後までご閲覧いただき、ありがとうございました。