円卓の調味料の独り言

関西を主点にいろんな鉄道をのんびりと

唯一の11000系を追いかけて

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やっとのこさ春の暖かさが訪れ、寒さの次は花粉が身を蝕みつつあるこの時期です。さて、今回はとある車両にスポットを当てて追いかけてみましたのでそちらを。

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南海11000系(11001F)、特急 りんかん。
本来は泉北ライナーとして走っているこの車両も冬は高野特急の17m車が検査に入るので、繋ぎとしてりんかんとして戻ってきます。明るいと言っても早朝の2号→1号のみしか午前中は入らず狙うには早起き必須のこの列車。天気が悪いと露出が本当に無くて泣かされます……。
平日のみ8連での運転、難波方に11001Fが固定で入ります。

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@御幸辻
本来であれば下り1号はこうや・りんかん 極楽橋/橋本行としての運転ですが、高野線ケーブルカーが更新工事のため特急 こうやは橋本止め。高野山に行かないのでりんかんとして運転されます。11000系は橋本から先に入れないため(20m級は入れない)本来であれば橋本で切り捨てられる処置が取られます。そのため組成は難波に固定されるというもの。あいにくの天気でしたが和歌山県御幸辻まで追いかけました。

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さて、御幸辻まで来たのには理由があり、橋本で午前中のりんかんの仕事を終えて御幸辻~橋本にある小原田検車区へ戻る回送を狙いに急いで検車区付近の踏切へ。ジャストタイミングでした。

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泉北ライナーではラッピングが施されるため、ここ最近定期的に原色のまま単独運転かつ外で撮れる明るさで走るのはこの回送だけ。(泉北←→小原田の返却、送り込み回送は除く)こんな遠いところにわざわざこのためだけにここに来る人もそういないでしょう、せっかくの機会にということで来てみました。橋本方から回送され一旦引き上げ線に入って折り返しの準備をします。

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ここからは構内入れ替え扱いなのかテールライト+ヘッドライトの地下鉄とかでよくやってるスタイルで車庫へ引き上げます。原色(赤色のデザインになってからのことをここでは指してます)は泉北ライナーになる前から走ってましたが、この車両に興味を持ち始めたのは泉北ライナーに入ってから。なので原色状態あまり撮ってなかったんですよね。

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ゆっくりと検車区に入っていきます。一旦停止したあと構内運転士に引き継いで更に奥まで進みます。

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少し見えにくいですが、奥には検査を通って万全の体制を整えた30000系(左)。この日で終了だった真田丸ラッピングの2044F(右)が待ち構えていました。撮影した日は2月20日、11000系のりんかん代走(本業復帰)もこれにて一旦おしまい。また月末泉北ライナーとして復帰します。今度はどんなラッピングなのでしょうか?個人的にはそのままの色も好きなので保っていて欲しいですが、泉北らしい斬新なラッピングにも期待したいところです。

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ラストは11001Fと2044Fの並びでおしまいです。長くなりましたがご閲覧ありがとうございました。

※小原田検車区の写真は全て敷地外及び近くの踏切(電車が往来していない状態で)から撮影しています