変革、新たな阪和線へ(5100番台投入による他車の動き)

 今回は5100番台によって変化の起きた車両・列車などをご紹介。5100番台メインのお話はこちらから→http://blogs.yahoo.co.jp/hanwato_fuhe421/14363834.html

さて、2016年7月1日より運行開始した225系5100番台。華々しいデビューとともに、華々しくないことなどもチラホラ起きていたりしました。

・205系1000番台 固定運用消滅

普通列車が3ドアになる、というのは7月前からアナウンスもチラホラありました。ですが、3ドアは5100番台だけではありません。まず、朝の5時の鳳駅の列車表は△印ばかり。そこにやってきたのは223系0番台でした。[R]普通 天王寺を掲げ静かに入線。運番にはA005*などの50番台を掲出。あれ？もしかして…と思って車内に入り、スタフを見ると205系固定ではなく、3ドア車4連の固定運用に。205系1000番台だった固定運用は今のところは全て223系0番台が担当になっています。

ただ、223系0番台には久しぶりの日根野以北の普通列車担当となりました。和泉砂川行なんて滅多に見れませんからね(笑)
これはこれで嬉しいっちゃ嬉しい話題となりました。

さて、205系1000番台は0.9往復だけ区間快速に入れる運用がありました｡しかし、223系0番台がその運用に入ることになり、205系1000番台が固定運用になり、定期列車(代走は含まない)で区間快速に入っていたのは僅か1年ちょっとということになりました。

なお、A50番台に入る223系0番台は、7月1日はHE401・402・403・404編成が担当。まさかの初期ロットばかりで固めてきました。何か狙いでもあるのでしょうか…？？

[R]普通 熊取なんてダイヤが乱れた時の代走とかにしか見えない、というか違和感が凄い。果たして3ドアは4ドアと比べてどうなのでしょうか…。
なお、205系1000番台はHJ編成(A40番台)と共通運用になった模様です。

・225系5100番台6連、固定運用化

まずはこちらの写真を１枚。ん？A72？？
普段出さない運番なので驚きを隠せませんでしたが、後々わかったのは225系5100番台は4ドア6連から運用は分離され、専用の運用ができたということです。

 夕方に5100番台の普通に乗った時にスタフには「A71」と書かれていました。しかも225系固定。となると、このA72は225系の運用だという予測がつきます。単なる誤表示ではなかったようです。夕方に出区したものを先頭に乗ってスタフを見たところ、ちゃんと「A72」と記入されていました。

さて、何故A72に103系が入ったのか。ざっくりした予測を立てますと

A71・72は元の4ドア6連運用の「A22・A23」を抜粋。A22はA71へ、A23はA72へ、という変更。A71(旧A22)は日根野スタートで和歌山で運用終了、対してA72(A23)は和歌山スタートで日根野で運用終了となっています。和歌山に5100番台を送り込むのが面倒だったのか、それとも前日A22で入っていたものを日根野に収容したかったなのかはわかりませんが、この日限定で103系が代走した、ということになります。


長ったらしい推測になりましたがこんなかんじです。わかっていただけると凄く嬉しい限り。

さてさて、抜けたA22・23を補う形で6連4ドアの運用はA21はそのままで、A24以降は既存の運用-2で対応しているようです。
例:A24だったものは-2でA22に

4連の運用はあまり確認していないのでここではノーコメントで。
なお、225系5100番台4連は既存の3ドアの運用にそのまま入っています。

・103系一部編成に運用離脱発生？

6月30日から鳳派出所の普段使わない場所に留置されているHJ403編成(240-799)。7月2日現在もここから動く気配はありません。205系1000番台が固定運用を失い103系HJ編成の運用と共通化。従って、7運用に対しそれに対応する編成は103系HJ編成×7+205-1000HH編成×4=11本、4本が余ることになります。7月1日には、新在家にHJ404編成(249-250)が回送され、留置となりました。疎開回送でしょうか？
 また、この日の深夜にHK610が鳳派出所へ回送、HJ403の2線隣に留置(2016/07/02現在)となっています。やはり225系増備に伴う収容関係でしょうか。疎開留置とはなんともまた悲しい限りです…。

いかがでしたか？ほぼ運用関連ばっかりでしたが今回変更のあったものはこんなかんじです。また何か動きがあれば随時お知らせできればと思います。
ご閲覧ありがとうございました。